公開日 2025年12月25日

 総合科学研究支援センター・堺弘道 助教が所属する研究チームが、ミリスチン酸(飽和脂肪酸の一種)がヒト食後血糖値にどのような影響を及ぼすかを解析するため臨床試験を行いました。その結果、ミリスチン酸は、ヒト食後血糖値上昇に対して顕著な抑制効果があることがわかりました。
 これまで飽和脂肪酸は悪玉で、その過剰摂取は避けるべきとされていましたが、飽和脂肪酸の一種であるミリスチン酸は、少量であればヒト食後血糖値の低下という善玉効果があることが、今回の研究結果により示されました。ミリスチン酸の適切な摂取が健康維持に役立つことが期待されます。
 本研究成果は、令和7年11月26日に、学術誌『Clinical Nutrition ESPEN』にオンラインで先行公開されました。

 

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プレスリリース[PDF:835KB]

       

      

 

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