令和4年4月に、新型コロナウイルス感染症を始めとした新興感染症に対するワクチン・治療薬の開発を目的として、「新興感染症ワクチン・治療用抗体研究開発センター」を開設しました。
本学は令和2年4月に、旭化成(株)、京都大学、長崎大学、三重大学とコンソーシアムを設立し、既存のRNAワクチンとは異なる機能(抗体価の長時間持続、副反応を起こす可能性が極めて低いなど)を持つ次世代ワクチンの開発を進めてきましたが、国から感染症研究の中核となる6大学の1つに認定を受け、本センターを設立することになりました。
本センターを拠点として、既RNAワクチンとは異なる機能(安全性を重視し、小児にも接種可能)の次世代ワクチン及び治療用抗体の開発から品質評価、製品化までを加速化させ、他国の事情に左右されない、国内での迅速なワクチン・治療薬の開発を推進します。
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【4/13記者会見】新興感染症ワクチン・治療用抗体研究開発センターの設置について
新興感染症ワクチン・治療用抗体研究開発センター概要図[PDF:1.17MB]